教室風景

2012/07/16(月) 技術講座

mixiチェック

2012071601.jpg
麻生市民館 第一会議室 10:00~17:00

いつもと場所もやることも違って、技術講座の1日です。今年の技術指導は日本映画学校講師の植松亮さん。重要な撮影機材。故障すると修理などで撮影が数日ストップしてしまいます。いきなり機材を触るわけにもいかないので、まずは基本的なことから始めました。

まずは機材の受け渡し方。渡す側は「渡した」受け取る側は「もらった」などと言って、必ず意思疎通を図るように練習しました。練習するまでもないと普通は思うかもしれませんが、数キロ~十数キロ程度ある機材も多いので、結構これ重要なんです。

次いで照明の足や三脚の使い方。安定して機材を使うためにはどのように使って行ったら良いのか、触りながら学んでいきます。ただ、積極的に触っていくのは男子ばかり。女子は男子に「覚えておくんだよ!」なんて軽口を叩いていましたが、撮影現場になったら君たちも機材を触ることになるんだよ……大丈夫かな?

午後になってカメラと照明の使い方の説明。距離感、画角、フォーカス、アイリス、色調などの撮影で必要な考え方だけでなく、テープラベルの書き方などの実務的なことも教わっていきます。
ちなみに、今日の講座ではメモは禁止。メモだけとっていると忘れる。体で覚えられなかったら必要なことではないから、必要なことを覚えろとのことだそうです。

一通り教わったところで模擬撮影。撮影、録音、照明、記録……と役割を決めていって、最後にカチンコ。何故かこれだけは大人気でじゃんけんで決めることに。カチンコだけは指導講師の熊澤誓人さんが直に指導。1カットの模擬撮影をした段階で、カチンコの黒板部分が画面から切れていたので、カチンコの役割なども説明しました。

最後に機材のしまい方を確認して、保管場所の事務局まで機材を運んで解散。お疲れ様でした。

上に戻る