教室風景

2012/06/30(土) 脚本制作1回目

mixiチェック

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日本映画大学 新百合ヶ丘校舎 9:00~17:00

前回宿題になっていた作文をまずは回収。原稿用紙1枚でアイディアを練りなおしてきた人から、10枚程度でストーリーを作りこんできた人まで様々でした。

今回も午前中は映画鑑賞し、その後は討論。半世紀以上前の作品だったせいかモノクロの画面と当時の音響に慣れていない中学生たちは、その点については微妙な反応を示していました。ストーリーや構成については時代背景も含めた議論をしていました。

午後からは各自の書いてきた作文とその作品で伝えたいテーマを発表し、疑問点や追加したほうがいいと思うことなどを議論して行きました。作品内容自体の議論は進んでいたのですが、そもそものテーマの議論まであまり踏み込んで行けなかったようなのがちょっと残念。けど、ワークショップ2回目でここまで議論できるのは大したものだと思います。

不思議だったことが1つ。机を使わず椅子だけ並べて車座で議論をしていたのですが、後半になると皆椅子には座らず、椅子の前の床に座り込んで、椅子はただの荷物置きに。絨毯敷きの土足厳禁の部屋なので床に座り込んでも構わないのですが、何故椅子を捨てたのかは謎です。議論で段々前のめりになったので、椅子の前の床に座り込んでしまったんですかね……?

最後に指導講師が脚本を作る上での言ったアドバイスを載せてみます。
  1. 知らないことは恥ずかしいことではない。
  2. 普通、ありきたりなことは恥ずかしいことではない。
  3. 今日はイメージ・アイディア。これを具体的にしていくこと。
  4. 自分の作った設定は本当に他人に伝わるか?解説はできない。
  5. 20~30分の勝負。
  6. アニメではなくドラマを作る。
産みの苦しみはまだまだ続きます。

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