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第6回 ジュニア映画制作ワークショップ | 2005/08/01

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2000年からはじまった「ジュニア映画制作ワークショップ」では、中学生たちが主体となり短編映画づくりを続け、12本の秀作が誕生しました。等身大の日常を描いたドキュメンタリーや、「いじめ」問題を真正面から描いたドラマなど、フレッシュな切り口の作品は観客からも大きな共感と評価を得ています。

今年度は『ミネラルウォーター(麻生班)』と『ラーメン早食い少女20点(中原班)』の2チームに分かれ、ドラマ作品を制作しています。このサイトでは、活動の模様を紹介します。完成した作品は「KAWASAKI しんゆり映画祭」で上映されますので、ぜひご覧ください。
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カチンコ

 2005/08/01 月 撮影4日目

 [ラーメン早食い少女20点]
撮影に入って、スタッフの心掛けのよさかどうかは分からないが、好天に恵まれ、順調(?)に香盤表に基づき進められてきた。
今日も朝から、真夏日を間違いなく継続できる蒸し暑さである。
午前中は、公園での撮影で、水分を十分に補給しながらの大奮闘。
折角被った帽子の効果も少なく、鼻の頭は真っ赤に日焼け。
ここで発見。今時の男子中学生は、キャッチボールができないということ。(中原班だけかも?)。道具は立派でも、特訓にもかかわらず、ボールはほとんど返球されず、投げたっきりが続く。勇断を持って、合議でそのシーンの撮影を断念。
編集泣かせにならなければ・・・
午後からは、個人宅の勉強部屋での撮影。
立地に恵まれ、ロケ先の学校も公園も河原も近かった。個人宅も何とか歩ける距離。移動に炎天下を30分歩くも、全くへこたれず、現場合わせもしっかりこなし予定の撮影を終了。若さに軍配が挙がる。

本来今日が、クランクアップの日程であるが、指導講師の意に反し、素人集団のせいなのか、お互いの親交をもっと深めたいからなのか、数カットを後日に残す。
出演者の日程調整から、最後の撮影日は8/5となる。
明日からは、並行して編集に入る・・・
カチンコ

 2005/08/01 月 撮影4日目

 [ミネラルウォーター]
今日1日は撮影班と小道具班に分かれての活動。

撮影班はヒロイン宅でのロケを行いました。
集合は中央林間駅の小田急改札。ところが、不思議なことに全員が集合場所を勘違いし東急改札に集まってしまいました。以心伝心?2週間近く休み無しで会っているとこういうことも起こるんでしょうか。
ただ、以心伝心しなかったサポートスタッフが1名いました。車で機材を運ぶはずが寝坊し遅刻。他のスタッフが電車で機材を運んで事なきを得ましたが……ジュニアのことを言えないって……。

午前中はヒロインの帰宅風景の撮影。ジュニア参加者のお母さんに母親役を依頼し、ヒロインと母親のやりとりを撮影しました。
ジュニア達は母親がいるとさすがに騒ぎづらい様子。今までにないテキパキとしたテンポで撮影は進みました。かといって張りつめた緊張感があるわけでもなく、母親役がNGを出すと爆笑をするような和気藹々といった感じでした。

午後からはヒロインの部屋での撮影。残り2カットにもかかわらず、ここでNGの最高記録8回を記録。NGになった原因は、外を通過する車や、近くで行っていた警報機の点検の音など外的要因が最初のうちは主でした。ところが、途中からはスクリプターの手が映ってしまったり、録音部がカーテンを引っかけて音を出してしまったり……。撮影中はなるべく外部の音が入らぬように可能な限り窓を閉めているのですが、その結果、部屋の中が猛暑になり集中力が途切れてしまったようです。
スタッフが「休憩をとるか?」と声を掛けると「あと1テイクで終わらせるから。」と言って本当に1テイクで終わらせたのはさすが。

撮影後、余裕があったので今日撮影した分のラッシュを行いました。
この時、あるシーンでアクションが繋がらないのが判明。選択肢はいくつかあったのですが、2カット目の頭を切って繋げることで決着。「テストは漠然とやるんじゃなく、こう言うところも見るんだぞ。」と指導講師。今まで自分たちが撮影したものを見たことがなかったので、ジュニア達には新たな刺激になったようです。

今日はここで解散。ただ、録音部は環境音が欲しいとのことで、夕闇に消えていきました。
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