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第6回 ジュニア映画制作ワークショップ | 撮影4日目

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カチンコ

 2005/08/01 月 撮影4日目

 [ミネラルウォーター]
今日1日は撮影班と小道具班に分かれての活動。

撮影班はヒロイン宅でのロケを行いました。
集合は中央林間駅の小田急改札。ところが、不思議なことに全員が集合場所を勘違いし東急改札に集まってしまいました。以心伝心?2週間近く休み無しで会っているとこういうことも起こるんでしょうか。
ただ、以心伝心しなかったサポートスタッフが1名いました。車で機材を運ぶはずが寝坊し遅刻。他のスタッフが電車で機材を運んで事なきを得ましたが……ジュニアのことを言えないって……。

午前中はヒロインの帰宅風景の撮影。ジュニア参加者のお母さんに母親役を依頼し、ヒロインと母親のやりとりを撮影しました。
ジュニア達は母親がいるとさすがに騒ぎづらい様子。今までにないテキパキとしたテンポで撮影は進みました。かといって張りつめた緊張感があるわけでもなく、母親役がNGを出すと爆笑をするような和気藹々といった感じでした。

午後からはヒロインの部屋での撮影。残り2カットにもかかわらず、ここでNGの最高記録8回を記録。NGになった原因は、外を通過する車や、近くで行っていた警報機の点検の音など外的要因が最初のうちは主でした。ところが、途中からはスクリプターの手が映ってしまったり、録音部がカーテンを引っかけて音を出してしまったり……。撮影中はなるべく外部の音が入らぬように可能な限り窓を閉めているのですが、その結果、部屋の中が猛暑になり集中力が途切れてしまったようです。
スタッフが「休憩をとるか?」と声を掛けると「あと1テイクで終わらせるから。」と言って本当に1テイクで終わらせたのはさすが。

撮影後、余裕があったので今日撮影した分のラッシュを行いました。
この時、あるシーンでアクションが繋がらないのが判明。選択肢はいくつかあったのですが、2カット目の頭を切って繋げることで決着。「テストは漠然とやるんじゃなく、こう言うところも見るんだぞ。」と指導講師。今まで自分たちが撮影したものを見たことがなかったので、ジュニア達には新たな刺激になったようです。

今日はここで解散。ただ、録音部は環境音が欲しいとのことで、夕闇に消えていきました。
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