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宇宙のアンテナ・ホトマル
ジュニア映画制作ワークショップ
5年間の軌跡
映画に描いた素顔

「KAWASAKI しんゆり映画祭」の新しい試みとして2000年から毎年実施してきたジュニア映画制作ワークショップ。川崎市の中学生たちに発見や創造の喜びを味わってもらい、地域の中での交流を深めてもらうことを目的に、日本映画学校の講師陣による指導のもと、映画祭のボランティア・スタッフがサポート体制を組んで、中学生による本格的な映画づくりを実践してきました。5周年を迎えるにあたり、これまでの作品すべてと今夏制作された新作を上映し、さらにこのワークショップの意義を考えるシンポジウムを開催します。スクリーンに映える「中学生たちの素顔」にぜひ触れてみてください。

このプログラムは川崎市市民ミュージアムで開催いたします。お間違えのないようお越し下さい。

新作上映
10/3 16:00〜 映像ホール
ジブン
+願望=コドク
oLyMpia 結/2004年/33分

今年OB、OGたちが再集結。中学2年から大学1年までの才能が傑作を作り上げた。
何も無いモノはない…恵まれた家庭に学校、なのに気持ちは晴れない。目に映るのはレールの上の大人たち。消えてしまえ…彼女はつぶやいた。一人の少女との出会い。出会いが人を成長させるのか?ジブンとは何なのか?そんな女子高生の葛藤を等身大で描く。

シンポジウム
10/3 15:00〜 映像ホール
ジュニア映画制作ワークショップについて考える

中学生が映画を作ることの意味は何なのか?撮影から編集まですべてを経験し、5年間で12本の作品を制作してきたこのワークショップの果たしてきた意味を各界の識者とともに考え、今後の展望・課題などを検証します。

 パネリスト
芹沢俊介
評論家。1942年、東京生まれ。上智大学経済学部卒業。文芸、教育、家族など幅広い分野の評論を行っている。現在のテーマを独自の視点で鋭く読み解く。著書に『現代(子ども)暴力論』『母という暴力』(春秋社)ほか。
野中真理子
映画監督。1959年東京生まれ。大学卒業後、82年テレビ番組制作会社ティーユーシー(現・テレコムスタッフ)入社。ディレクターとして、主にドキュメンタリー番組の企画・撮影・脚本・編集に明け暮れる。91年よりフリーランス。2001年ドキュメンタリー映画第一作『子どもの時間』(企画・監督・脚本・編集)を完成させる。2004年第二作『トントンギコギコ図工の時間』(企画・監督・脚本・編集・制作・配給・宣伝)を完成させ、現在各地で上映中。自主上映会ほかの問い合わせは、TEL.03-5366-3007。夫と9歳の息子と4歳の娘と黒猫と埼玉・桶川市在住。
武重邦夫
プロデューサー・演出家。1939年、名古屋生まれ。今村昌平監督に師事、1972年より海外ドキュメンタリーの監督。72年今村監督と横浜放送映画専門学院(現・日本映画学校)を創設。劇作家、プロデューサーとして幅広く活躍。95年「民と匠の伝説」で文部大臣賞。03年「掘るまいか」で第一回文化庁文化記録映画優秀賞を受賞。しんゆり映画祭前実行委員長(第1回〜第5回)。00年ジュニア映画制作ワークショップをたちあげる。
佐藤武光
映画監督。1948年、福島県出身。『ハングマン』などのTVシリーズを監督。NHKやテレビ朝日の特番ドキュメンタリーの演出を行う。プロデュース作品に88年映画『孔雀王』、03年映画『蕨野行』。『蕨野行』で報知映画賞、日本批評家協会・芸術選賞を受賞。2000年よりジュニア映画制作ワークショップの指導講師を務める。今年で4度目。
 司会
川村健一郎
川崎市市民ミュージアム映画部門
ワークショップ
10/3 10:00〜 3階 第2,3研修室
映画制作体験模擬ワークショップ


映画と編集の制作体験コーナーを特別に設置します。
ジュニア映画制作ワークショップで何をしているのか体験して、映画制作の面白さを感じて下さい。講師による指導もあります。

 開始時間
  • 第1回 10:00〜
  • 第2回 11:30〜
  • 第3回 13:00〜
 集合場所
  • 3階 第2,3研修室
旧作上映
10/3 10:10〜 映像ホール
夏の足アト
C'est la vie/2000年/14分

中学生になったばかりの健太、春香、千鶴、年男の4人は、いつもと違う夏休みにしようと、自転車に乗り「知らない所」めざして飛び出します。小さな冒険の中でふれあう心と心。あなたの中にある、「こんなにおい」思い出してください。小さな宝石箱をあけてみた気持ちになれるハートフルな作品です。


ライバル
しまうまの耳/2000年/13分

夏、中2になっても彼女ができない山田明と高野友広。その日、先生に紹介されて転校生が入ってくると、男子生徒たちは思わず声を上げてしまう。なんどその転校生は超美少女だったのだ!!名前は森本美紀。一目ぼれしてしまった明と友広は、どっちが美紀の彼氏にふさわしいか決めるために争うのだが…。


ドジ
G.M.M./2000年/26分

なにをやってもドジばかりやっている2年1組担任の町田先生。生徒はそんな先生を、心で慕いながら口先ではからかっていた。そんなある日、先生がロンドンに行くことを生徒達は聞いてしまう…。その時の生徒達の反応は…?生徒の思いのぶつかり合い、そしてその時起こす生徒達の行動は…?見えない結末を登場人物たちと一緒に探ってください。

10/3 11:15〜 映像ホール
日記
第四会議室/2001年/15分


さくらは元気な中学2年生。ある日、不思議なおばさんの店で不思議な日記帳を発見する。なんと!そのノートには書いたことが現実に起こるという不思議な力があったのデス。最初のうち、さくらは親友のはるかと一緒にいたずらをして遊んでいるだけだった。しかしいたずらは次第にエスカレートしていき、ついにケンカをした相手の大輔のことを「大輔ウザイ、消えろ!!」と書いてしまう。そしてその帰り道、大輔のお姉さんに出会ったさくらとはるかは…。


真夏の初恋
でこぼこクレヨンズ/2001年/18分

渚は大好きな智寛に告白して、OKしてもらったその日に引っ越しを知らされる。落ち込む渚とは反対にどんどん舞い上がっていく智寛。デート中でも渚はどこか冷めているのに、智寛は全然気づかない。そして数日後、学校の授業中に智寛は渚の引っ越しを知る。そして教室を飛び出し、自転車に乗って駅に向かって走り出す。果たして渚に追いつけるのか?ちょっと笑える二人の一生懸命な初恋のお話です。


Dynamite Drug
Team Beautiful-Guy/2001年/22分

とある中学校。そこでは、初音をボスとする集団いじめが行われていた。標的は何の取りえも無い女の子、愛理。好きな男の子に声もかけられない。ある日、いつものようにいじめられ、とぼとぼ歩いていると、不思議なピエロから「Dynamite・Drug」という怪しげな薬を渡される。次の日、学校で飲んでみると・・・。思春期の心の葛藤と成長を、中学生自ら描いた力作。

10/3 12:20〜 映像ホール
We Want ¥en!?
FANATIC◊2002/2002年/26分


ナルシスト勇也、麗しのプリンセス真理、24時間熱血中の大樹、乙女系の和彦は、ずいぶんキャラの濃い4人組。こんな4人なら、何でも乗り越えられそうだけど、やっぱり普通の中学生。毎日、勉強をして、辛い部活をやるだけじゃ物足りない。でも中学生だから、まだバイトも出来ない。当然、欲しい物も買えない。いつもの通り、親に必死で頼んでみても、いつもの通り買ってもらえない。そんなある日、真理が親から言われた何気ない一言。
「そんなに欲しいのなら、宝くじでも買えばー?隣のおばさんみたいに当たるかもよぉ?」この一言で真理は思い立つ!「4人で宝くじを買おう。きっと私達にも…!?」さてさて、この後、4人はどうなるのか?あらすじだけでは説明しきれない中学生の深〜い、深〜いお話。


sub·tle
〜僕らの微妙な関係〜
チームたまご/2002年/18分

あるクラスでは、おとなしい女子学生の島村をいじめるグループとそれに無関心なグループと、島村に同情している小さなグループに分かれていた。いじめグループが階段で島村のかばんを投げ落とし、中身がばらまかれてしまった。そこへ及川と田中が通りがかり、田中は自分の好きなアニメカードを島村が持っているのを見て、ついカードを拾うのを手伝ってしまう。その横でいじめグループは田中のことを睨んでいた。ある日、事件は起こった。島村のカードが盗まれたのだ。ダメ教師の渡辺先生がホームルームの時に盗んだ人を問いただし、田中が盗んだことにされてしまう。しかし真犯人は田中の親友の及川だった…。

10/3 13:15〜
夏休みのエトセトラ
チーム・瓦せんべゐ/2003年/16分/ドキュメンタリー


女子中学生3人の夏休みをインタビューしてみました。
((+_+))  ( ̄□ ̄;)!!  (U_U)    ヽ(。_゜)ノ   (^-^)_且  (>ε<)
バレエ→部屋公開→髪を染める→バレエの練習→TVゲーム→浴衣姿

バレエを頑張っている子、家族と仲の良い子、友達と行きあたりばったりで遊んでいる子。自分の夏休みと比べてみて下さい。


Catch!
〜知られざるグローブの世界〜
チーム・臨海学校/2003年/25分/ドキュメンタリー

野球に欠かせない物の一つ、グローブ。野球部に入っている中学生の柄本時生も自分のグローブを持っている。「グローブとは何だろうか?」。グローブが壊れたことがきっかけで、改めてグローブに注目した彼は、同じく中学生の金子と杉本を誘って、カメラと共にその世界に入っていく。8月の太陽の下で電車を乗り継ぎながら、「グローブ職人」佐久間さんの仕事場、海外工場での大量生産を実現したサクライ貿易、後楽園の野球体育博物館を訪れてカメラに納めていく。「なぜグローブ職人になったのですか?」「あなたにとってのグローブは?」そして彼らは元プロの大選手に会うために西武ドームへ…。グローブをめぐる冒険!!


宇宙のアンテナ・ホトマル
チーム・カズマ/2003年/19分/ドキュメンタリー

2002年ノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊先生が考案した「カミオカンデ」。宇宙から飛んでくる極小の“つぶ”が水の分子とぶつかったときに出すかすかな光を計る装置だ。中学生たちは、実物を確かめるために岐阜県神岡町にむかう。なんと泊まった旅館の部屋は小柴先生がかつて泊まっていた部屋。そして、地底探検のようなトンネルを抜けて最新の施設「スーパーカミオカンデ」へ。ここには一万個を超える直径50センチのガラス管「ホトマル」があった。これが「カミオカンデ」の心臓部だ。製造する浜松ホトニクスを訪ねる。「ホトマル」は光電子増倍管といい、わずかな光を電子に変えて計るのだ。そして小柴先生のインタビュー「人間は奇跡のような存在なんだ。」

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