■活動日誌(23)

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8月7日(水)FANATIC◇2002(ミュージアム班)
SE選び

映像を見ながら効果音を考える作業。今日はどれを使うかを決定していく。だけど、中学生は全然集中できていない。何も考えられないようだ。これじゃ、作業にならない!と気を利かせてくれたのは、映画学校の学生さん。冷房の効いた2階のスタジオへみんなを移動させた。なるほど。暑さにみんなやられてたのね。暑さに強く、冷房や寒さに弱い私は気づかなかったけれど、確かに連日続く猛暑、みんながやられるのも納得。冷房の効いた部屋でのみんなはそれまでとはうって変わって、やる気満々。音選びも順調に進むようになった。

途中、こんなのもおもしろいよ!と学生さんが聴かせてくれた"火曜サスペンス"のテーマにみんな心を奪われ、次へ進まなくなったりもしたらしいけれど、だいたいの効果音が決まり、作業終了。音を映像に合わせる楽しみ方が分かり始めたのか、学生さんのリードがいいのか、昨日より数段おもしろくなってきた気がした。みんなから聞いてはいたけれど、音がつくことでこんなに変わるのかー、と私は初めて実感した。早く早く完成版を観たいよー!! 後は今日決定した音を入れていくだけ。ジュニアの集中力はきれてきているようにも見えるけれど、完成は本当に近い!!

予定では作品完成の日だが、録音スタッフの体調不良により、スケジュールが、かなり遅れてはいた。しかし、撮影中も僕の段取りが悪く、スケジュールがズレることは、しょっちゅうだったので、特に焦りはしていなかった(反省はしてますが・・・)。

とにかく、昨日までは、「音入れ」の作業以外で、エンド・クレジットの撮り直しなどやってきたが、それもほぼ終了して、やるべき作業はあと、効果音の選択と作品発表のときの美術をどうするかの話し合いぐらいだ。録音スタッフの具合が心配だ。

今日も暑い一日だった。


8月7日(水)タマゴ(日本映画学校班)
タイトルづくり&音楽録り

今まで撮ってきた映像を編集する指導の先生。その隣で、お絵かきをして遊んでいるかと思えば、しっかりタイトルを描いているジュニア。でも私たちサポートスタッフの目を盗んでは、遊んでいるのはちゃんと見てるんだからね〜。長い時間集中するのは、大人のスタッフでも無理。ジュニアにはメリハリをつけて作業をすることを身につけて欲しいと思う。

もう時間もないということで、タイトルをつくるジュニアと音楽をつくる班に分かれる。タイトル班はもっぱらシネマハウスでお絵かき(?)いやいや、タイトル画を描いていく。音楽班はスタッフと共に映画学校に移動。スタッフはカメラを片手に音楽を録音してしまおうという計画だ。

淡々とした作業のなか、作品は完成へ向ってまた前進だ!


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