■活動日誌(21) |
編集(8/5)
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8月5日(月)タマゴ(日本映画学校班) |
編集・音楽づくり
先週金曜日にクランクアップし、ひと休み。2日間の休みでしっかり体力温存できたかな? 今日から編集、タイトル、音楽づくりが始まった。編集機器をシネマハウスに持ち込み、編集作業。初めて見る立派な編集機、というよりも大きなパソコン! パソコンの前に座って、必要な画像と不必要なものをしっかりと分け、地味な作業が続く。 今まで撮ってきた画像をみんなでチェックし、約40分もの素材を画面にかじりつくように見ていく。音がうまくとれている、誰かの声が入っている・・・。名演技シーン。つい先週のことだが、撮影の日々を思い出す。 中学生たちは、音楽とタイトル作りに徹する。前日にセッションをしてきたという録音テープを聞いてみる。実によく作っている。作曲をしてきたジュニアにはいつも驚かされる。部活が忙しいのに、午後ユニフォームのまま駆けつけてくる。映画の才能があると思えば、音楽の才能もある! 本当にジュニアたちは精一杯の力を発揮している!
午後は2班に別れ、音楽班はピアノを求めて日本映画学校へ。ピアノのある部屋をお借りして、曲を作る。ギター、バイオリン、ピアノ、アカペラ。それぞれの力を合わせていく。なかなか作業進まず、でき上がった曲を聞いてみると・・・どっかで聞いたことない?? 既存の曲からアイディアをいただいたとのこと。いや、いやパクリはだめだよね。曲づくりもゼロから作るということで、相当のエネルギーが必要なわけだ。 みんな頭を抱え、ひたすら楽器を弾く。なんとかでき上がった曲と共にシネマハウスに帰った。シネマハウスではタイトル班が、作業中。班名である"タマゴ"の絵を書いていた。話を聞いたところタイトル班も相当大変だったようだ。本当に映画をつくるって大変だけど、楽しいよね。仲間と一緒に夏のしんゆりを駆け回って、悩んで、たくさん考えて。 |
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8月5日(月)FANATIC◇2002(ミュージアム班) |
ダビング・アフレコ・編集・コメント撮影
今日は映画学校にてダビング、編集などの仕上げ作業を平行して行う。新百合ヶ丘駅改札に集合して映画学校の録音スタジオへ直行し、ダビングの開始だ。撮影中はなんとか集合時間に間に合っていた私も仕上げに入ってから、ついつい遅刻しがち。10時半頃にそーっとスタジオの中を見てみると、今日は中学生の集まりもよく、なぜかスタジオ前のギャラリーも多い・・・?! テレビの取材スタッフの皆さんが、テレビ放送用のコメントを撮るために待機中なのだった。そのスタッフの演出に従って、サポートスタッフが合図のカチンコを打つと、ひとりひとりカメラに向かって川崎市の良いところを元気に発表! 数回のテストとテイクを重ねていくうちにみんなの調子も上がってきて、OK!! とってもすみやかに撮影隊は帰っていった。放送予定日は8月18日。どの部分が放送されるかは未定だそうだ。参加していた全員のコメントが放送されるとうれしいよね。 さて、引き続き中学生たちはダビング作業に入り、サポートスタッフと編集スタッフもそれぞれの仕事を続ける。タイトル撮影を残すのみとなった撮影スタッフも各パートのサポートをしながら午後に向けての準備。 参加人数の多い今日は、学生ホールでとるランチタイムもいつもよりにぎやかだ。午後、再び録音スタジオにて今度はアフレコ作業。ほぼ全員の参加でセリフ、足音などの効果音をつける。ブースの外から見ていると、思った以上に音が映像にマッチしている! 特に注目すべきは、泣き声と新聞の音。地味だがぜひチェックしてほしい。映画学校は16時で閉まってしまうので、この日はタイトル・ロールの撮影を残して終了。 |
<(20)撮影・編集(8/2) >(22)撮影・編集(8/6) |