■活動日誌(18)

撮影・編集(7/31)
7月31日(水)タマゴ(日本映画学校班)
撮影6日目

今日は、今夏一番の暑さで息をするのも苦しい。中学校での撮影。窓を閉めると蒸し風呂状態。午前中は、シーン5を撮った。学校側から「牛乳パックが撮影している教室から落とされた」と指摘があり、午前のシーンを撮り終えた後、中学生たちに確認。けれども、誰も身に覚えがないとのこと。でも、気は抜けません。

気分を切り替え、昼食後、先生とのからみのシーン15と、最後のシーン18を撮った。みんな熱心にセリフを考えて 演技をしていた。言われたことではなく、自ら、このセリフを言いたいという中学生も多い。みんな感情が入ってきたのか、すごくよかった。やる気満々だ。先生役のスタッフも、中学生に負けず、暑いなか張り切っていた。すごーい!すごーい! 早く出来上がりを観たくなった。

ラストシーンを撮り終えても、まだ撮影はある。みんな、気を引き締めて最後まで頑張って!!!

5時には、学校を出なくてはなりません。ということで、後片付けもスムーズに終わった。みんなご苦労さま。


7月31日(水)FANATIC◇2002(ミュージアム班)
編集

時は7月末日、我らがFANATIC◇2002は、決戦の地を市民ミュージアムから映画学校編集室へと移した。城の中では、すでに、殿(編集指導)が、下方(映画学校編集ゼミの学生さん)と共に、「ぱそこん」なるものを自由自在に操っているではないか。その手さばきの見事なこと。

前日にリテイクを除く、今までの収録分テープを届けてもらっていたので、午前中いっぱいで、ほぼ取りこみは終了。早速、ジュニアたちと荒編集の画を確認。すぐに飛び出す指導の先生の意見。対称的なジュニアたち。中学生よ、もっと食らいつけ!! 

何度も言うが、これは君たちの映画なんだぞ! もっと自覚を持て! 演じるだけが映画制作ではない。さて、昨日、市民ミュージアムで、スタッフや研修生のみなさんを総動員して準備したブルーバックの中学生コメントは、「多摩川土手で夜に花火をしながら撮影したコメントのほうがいいよ。」と言う非常にもっともな意見であえなく撃沈・・・。(ああ・・・、ミュージアムの皆さん・・・本当にありがとうございました・・・そして、すみません)

今日からは編集作業。音楽のこと、効果音のこと、アフレコにエンドクレジットなど、息をつくヒマもなく我々は次なるステップへ上がる。個人的に、編集作業が映画制作の中でいちばん好きだ。「画が化ける」この瞬間を中学生にも解らせたい。いや、解ってると思う。


<(17)撮影(7/30)
>(19)編集(8/1)