■活動日誌(11)

撮影(7/24)&ロケハン
7月24日(水)FANATIC◇2002(ミュージアム班)
今日からクランクイン! クランクイン!! クランクイン!!! なのに、いまいち中学生たちのノリが悪い・・・。何故だ・・・。もう疲れているのか? それともクランクインできる、という意味がいまいち分かっていないのか? 両方のような気がする・・・ちょっと不安。

とりあえず、午前中の撮影現場である参加生の自宅へ移動。バス・電車に乗った後、歩く、歩く、歩く。しかも機材を持ちながら。このことについては、指導の先生からサポートスタッフへ「この炎天下、長い距離を機材を持って歩かせるのは、事故にも中学生の体調不良にもつながる。今日のことはスタッフの判断ミス」との指摘があり、みんなで反省した。これから気をつけましょう。

まずは、マンション前での、真理が帰ってくる、というシーンを撮影。偶然出てきた参加生のお母さまと妹さんにエキストラで出演していただく。その後、中へ入り、リビングでの撮影。まず通しでリハーサル。演技を固めてからカット割り、という方式でいく。セリフのおかしいところを考え、直し、演技を徐々に固めていって、その間、カメラ位置を決め、照明を立て、マイクの動きを決めて、さあ本番!

お母さん役のスタッフは、若く見えるけど、もともとのしっかりさが出ていて、なかなか良かったと思う。中学生の演技もなかなかのもの。うまく撮れていればいいシーンになると思う。やることが決まっているジュニアは動くけど、決まっていないジュニアはおしゃべりしたり、全体の話を聞いていなかったり。これは撮影が進んでいくうちに、集中するところと、そうでないところの差が分かるようになってくると思うので、スタッフで気づいた人は注意して、みんなで作るんだという意識を持たせるようにするといいんじゃないかと思った。水槽のエキストラカットを撮り、午前中は終了。

ミュージアムへ戻り、昼食。初めての撮影、みんな大分疲れもある様子。でも元気に午後3時から河原のシーンの撮影へ出かけて行った。

暑くて大変だったが、撮りこぼしもなく、まずまず、順調なすべり出し。でもまだまだ始まったばかり。がんばれ中学生! がんばろうサポートスタッフ!


7月24日(水)タマゴ(日本映画学校班)
タイトルが、「微妙(仮)」から「sub・tle 〜僕らの微妙な関係」に決定。

今日も中学校ロケハン。指導の先生が徹夜でデザインした表紙の台本を教頭先生にお渡しして学校使用のご指示をいただく。冷たい麦茶を出していただき大変恐縮。教頭先生からの御提案でクーラー付きの教室を控え室に使用できることになった。また、期待していた音楽室の使用も快諾していただいたうえ、教頭先生はロケハンにもお付き合い。校内でのロケハンにも熱が入る。階段のロケハン後、校外のロケハンに移る。校門、道と、カメラマンの中学生を始めとし、みんなもイメージが固まってきたようだ。

移動して「及川の家」のロケセットにお願いした参加中学生の自宅でロケハン。制約の多い個人のお宅を使用させていただくので、指導の先生は中学生に更に多くのアイディアを出させる。小道具などが次々必要になる。

次は、多摩川の川原に夕景シーンのロケハンに向かった。和泉多摩川駅から徒歩で川原に。順調にロケハンを終了し、シネマハウスに戻る。スタッフは冷水機のお茶の手配や機材のチェックリストの作成、確認。中学生は小道具の準備。

いよいよ明日は撮影開始。中学生たちのテンションも上がってきているようだ。


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