■活動日誌(9) |
脚本づくり(七日目)&キャスティング&ロケハン
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7月22日(月)タマゴ(日本映画学校班) |
今日は、午後からシネマハウス(映画祭事務所)で脚本づくり。脚本のテーマやおおまかな流れは、詰めてあるのでセリフなど詳しい部分を実際に自分たちで演じ、テストしながら進めていく。
自分ではない人物を映像化するということを、ジュニアたちは実際に演じることで掴んでいく。実際にセリフで言ってみると「わざとらしい」と感じたり、もっと自然な表現はないか、ここでは本人はどう感じているのか、など多くの疑問が出てくる。テストしながら進めていくということは、撮影本番の雰囲気を掴むのに、いい機会だと思った。
また撮影機材を受け取り、ホンモノのカチンコを手にし、映画づくりの感触を感じてきた。監督は初め、「用意、始め!」という撮影開始の声かけにテレを感じているようだった。そこで指導の先生から「役者は自分以外の人に変わる。その瞬間をしっかりと声で惹きこんでやる。役者も初めは恥ずかしい。監督がテレていてはダメだ。大きな声を出せ!」と言われる。真剣勝負。この言葉が当てはまるのではないか。 また、ジュニアからもハッっとさせられる言葉が出てくる。「シーン撮りでは、何度も回数を重ねるとダメになる」「新鮮味がなくなる」など。一つ一つの瞬間を、真剣勝負で挑むということを肌で感じてきている。テスト演技を見ていて、心がぐっとくることがあった。タマゴにはかなり多数の演技派がいる。これからの撮影が楽しみだ。乞うご期待!! 今日で脚本が完成した。タイトルのアイディアを出してくることが課題になり終了した。
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7月22日(月)FANATIC◇2002(ミュージアム班) |
「We Want \en!?」映画のタイトルが決まった! お昼をとりながらみんなで考え、多くの案の中から最終的にたどり着いたものだ。
午前中は脚本を完成させるべく、それぞれに分担して書いてきた部分をつなげ、足りない部分を分担して書く作業。分担箇所をささっと書き上げてしまうところには毎回、尊敬!! 脚本がだいたいできた段階でロケハンにでかけることになる。 室内での地道な作業に飽き飽きしていたらしく、みんなが「行きたい!!」と、3組に別れて、多摩川の土手、公園と公衆トイレ、新聞販売所を探しに外へ。私は公園・公衆トイレ班に同行して暑い午後3時ごろ市民ミュージアム周辺を歩いてみた。しかし条件にピッタリという場所を見つけられず、時間の制約もあって、妥協点を探す旅に変わってしまった観もあった(→反省です・・・)。他の組はそれなりの成果を得たようで、部屋へ戻っての報告もすんなりと、イキイキとしていた。公園・公衆トイレ班もがんばったのにぃ! さて、全員が出席した午後にはキャスティングも進められた。しかし、これがなかなか大変で年齢、性別など脚本の設定を超えた立候補が相次ぎ、議論は続くも時間切れ。全役決定に至りません・・・。 キャスティングが決まらないことで、わがFANATIC◇2002の持ち味である監督などの役割のローテーションも決められずヒヤヒヤ!! |
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