KAWASAKI しんゆり映画祭-追悼　今村昌平監督

今村昌平監督が5月30日、永眠された。カンヌ映画祭で二度のパルムドール大賞を受賞した世界の巨匠であり、KAWASAKIしんゆり映画祭にとっては、「映画祭」の生みの親でもあった。一昨年まで毎年、映画祭にもゲストとして出演された。日本映画学校の創立者として若い才能を育て世に送り出した監督。その作品とともに、監督の精神は生き続けてゆく。

・	赤い殺意
・	復讐するは我にあり
・	果しなき欲望
・	楢山節考

■巨匠　逝く　追悼特別企画　生き続ける映画たち
10/6（金）赤い殺意

舞台は東北。日々、夫と姑に責め立てられている貞子は慎ましい生活を送っていた。ある日、強盗に乱暴されてしまう。誰にも言えない秘密を持った貞子の生活は一変するが…。女性のみなぎる生命力を描き続けた今村昌平監督代表作！
	1964年／日本／150分監督：今村昌平出演：春川ますみ、西村晃
☆講演「今村昌平監督の世界」佐藤忠男（映画評論家）	佐藤忠男氏