制作日誌 - 第7回 ジュニア映画制作ワークショップ


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2006/08/11 (金)

9:30〜11:30 日本映画学校 第2DBスタジオ
14:00〜17:00 日本映画学校 大教室

今日はいよいよ完成披露試写会☆☆
しかし!!昨日までにダビングができず今日は予定より早い9:30に集合しました。
DB指導の先生から「私たちが納得できないと機械は動かせないから」という一言を受けながら話し合いを繰り返し自分達の意見をしっかりまとめ、昨日決まらなかったところを決めていきました。
そして11:30前に無事タビングの本テスまで終わり、ジュニア達の作業は一応終了。
あとは学生スタッフさんや技術スタッフの方にバトンタッチしました。

ダビング 2日目、完成披露試写会そして14:00。
ジュニアだけでなくジュニアに関わった方々が集まり、3分前にできた、ホントにできたてホヤホヤの「モヤモヤ」をみました。
そして上映の後、レインボー・レンジャーズ21名がスクリーンの前に集まり、それぞれ感想を言っていきました。
「楽しさと、厳しさを知りました」とか、「やりたかった役にはなれなかったけど、スタッフとして頑張りました」など、それぞれの思いを言っていました。
その後、藤得先生、学生スタッフからの言葉があり、「半年前まで小学生だった一年生は特にがんばったね」「撮影回数を重ねるにつれて、みんなが集中するようになって感無量でした」「みんな楽しかった?私はすごく楽しかったです」と話されました。
そして、上映会に来て下さった映画祭実行委員長の野々川さん、ワークショップ総合プロデューサーの武重先生から感想をいただき、野々川さんからは「みんなの言いたいことがちゃんと表現されていて、風華の言葉とかがまるで自分にいわれているようで感動しました」と号泣されていました。
自分達の映画に涙する野々川さんの姿をみてジュニア達は逆に感動していたようです。
武重先生からは「風華をつくったのがすごくよかった。長い映画になったら深く表現できてより面白くなるだろうね。でもおまけのシーンが作品全体のイメージを変えた感じがした。作品全部が夢だったのかな?って思う人がいるからもうちょっと考えた方がよかったんじゃないかな?いや〜、君達は新百合の星だ!」とプロの視点からの感想をいただきました。
その後、みんなで打ち上げ!!(もちろんジュースです☆)
ショートコント、物まねなども行われみんなでワイワイ弾けました。そして最後はみんなで円陣を組み「レインボー・レンジャーズ」と叫んで解散。
映画に恋する夏休み。果たして恋は映画だけだったのか・・・そんな事を気にしつつ2006年レインボー・レンジャーズの夏は終わりました。
10月また元気な姿をみせてね☆☆

2006/08/10 (木)

10:00〜17:30 日本映画学校 6教室/第2DBスタジオ

ダビング 1日目この日は午前中にオープニングに使う曲について議論しました。もともとオープニングには曲をつけないという考えだったところを、ダビング指導の先生から曲はつけたほうがいいという話があり、ギリギリでの議論になったわけです。午前中いっぱい議論を重ね、ダビング指導の先生のところへ…一発OKをもらえてちょっとうれしそうなジュニアたち。
さぁ、いよいよ午後からダビングです。と思ったら、エンディングの曲を何処から挿入するかとか、別の候補の曲のパターンも見てみたいとかいう話になり、とうとうタイムリミットの17時に…それでも30分延長したものの結局結論は出ず、急遽翌日の午前中にその結論を出してダビングすることに…完成披露試写は翌日の14時。待ってはくれません。はたして映画は完成するのでしょうか?

2006/08/09 (水)

10:00〜17:00 日本映画学校 6教室

アフレコ 2日目朝10時、日本映画学校集合。
午前中は音楽の話し合いをしました。お昼前までにどの音楽をどこに入れるかをDB指導の先生に伝えなければならなかったのですが、なかなかまとまらずお昼過ぎまで時間を延ばしてもらいました。
午後は、音楽の入れ込み作業の班と編集作業の班に別れましたが、編集班のほうでは自分達で直接機械の操作をするわけではないせいか、注意されてもお喋りに夢中になってしまう子が多数。そんな中、一人だけは帰る時間になるまで編集作業を真剣に見つめていました。

音楽班の方では、話し合いでラストの空のカットに音をつけないとなったのですが、DB指導の先生にここに何も音が無いのはおかしくないかと言われ、皆で話し合い。
が、話し合っても何が良いかわからないため、出た案をやってみて、結局明日決めることになりました。もう一つ、DB指導の先生から「オープニングに音が無くていいのか」と指摘され、あまり話し合っていなかったことに気付くジュニア達。またまた話し合い。しかし時間切れになってしまい、オープニングの音も明日決めることに。

2006/08/08 (火)

10:00〜17:00 日本映画学校 6教室

アフレコ 1日目今日はアフレコ1日目。スタジオに入り千尋役と風華役がアフレコを行い、また、全員で教室でのざわめきの様子も録音しました。そして映像に合わせて足音を録音する生アフレコも行いました。実はジュニアが行うアフレコは今日ですべて録りおえた様子。明日はどうなるのか…。

一方で、BGMの選曲も行い、なんとか終了時間の17時までにすべての曲を選曲することができました。ただ、選んだ曲ですべてOKかどうかは、ダビング指導の先生方にも確認してもらわなければならないので、明日の午前中に再度BGMの確認と打ち合わせが必要のようです。

編集作業もエンドクレジットを入れる作業を行い、合間に挿入する写真の確認や、実際に挿入してみた感じを皆で確かめました。引き続きこの作業は明日も行います。完成も間近です。

2006/08/07 (月)

10:00〜17:00 日本映画学校 6教室

編集 2日目最初に、昨日の意見を取り入れて編集し直したビデオを見ました。

続いて、使わない予定だった「モヤモヤその後…」のシーンをどうするかについての話し合いをしました。DVD特典映像として入れることが無理だと分かったためです。結局、多数決で、使うことを決定しました。

午後からは作品に入れる音楽を選ぶ作業をしました。著作権フリーのCDを何枚も次々と聴いて、使えそうな曲をリストアップするのですが、集中力のいる作業で、終わったときは皆やっと終わったという感じでした。

なお、生徒会室のシーンにアフレコで校内放送を入れることになりました。昼休みという設定を感じさせるようにしたいとのこと。アナウンスの言葉が決まったのが5時でした。

2006/08/06 (日)

10:00〜17:00 新万福寺会館

編集 1日目今日は前回までとはうって変わり、みんな座っての話し合いの一日でした。
まず、カチ編アラ編のラッシュをみんなでみて、その後各シーンごとに編集の細かい部分の訂正を行いました。
みんなの意見を聞き、そのシーンの監督の意向も踏まえ、全体のリズムも考えながら、このカットは少しのばそうとか、これは抜こう、ここは抜いてほしくない!このターンは使いたい!!など三時間かけて決めていきました。
その話し合いの中で、エンドロールの後に予定していた「モヤモヤその後…」は「モヤモヤ」本来の雰囲気を考えた結果、抜くことになりました。
しか〜し!!!やっぱりみんなは、あのホストを無くすのは嫌なようで、DVD特典映像にしようということに☆☆

そして、昼休み。
その後はエンドロールの写真決めを行いました。
それぞれが好きな写真を選び、あとはエンドロール担当者に任せることに。担当は希望者を募った結果三人に決まりました。

次に曲を入れる場所をみんなで決めていきました。
藤得先生からの「役の気持ちを表す所に入れるのが効果的」というのを意識しながら話し合っていきました。特に一人はシーンごとに手を挙げていて、シーン7の時には他の人から「焦りを感じちゃうよ」と言われていました。しかし乗りに乗っていたのはその人だけでなく、他の人も。一人が挙げれば二人目が、そして二人の発言に感化され、みんなからもどんどん意見がでてくるようになっていました。
自分がイメージする曲をみんなに伝えるのにかなり苦労しながら、うまいとは言えないf^_^; 鼻歌で曲や効果音を伝えようとするみんなに思わず笑ってしまいました。(ごめんなさい)
そんな努力もあって、「わかったかも!」という声もあがり最後のシーンまで話し合うことができました。
明日はオールラッシュと曲決めですが、みんなの求める曲があるといいな〜。

2006/08/04 (金)

9:00 新百合ヶ丘駅集合
9:30〜17:00 金程中学校

クランクアップ今日も変わらず金程中学校でロケ。今回は本当に学園ドラマって感じですね。

午前中は、ブラスバンドの練習をしている金程の皆さんの邪魔をしないように音に関係のないメインタイトルの撮影。画用紙にそれぞれが書いた「モヤモヤ」という文字を撮っていく。動かない紙を撮影するだけと思ってはいけない。黒板にはる画用紙の位置を決め、カメラの位置をきめ、ライトも当てて、1枚ずつ丁寧に撮っていく。
タイトル撮影のあとは、追加のラストシーンのリハーサルをし、昼食休憩。

午後は、追加になったシーン「モヤモヤその後…」を撮影。千尋が教室に入ろうとドアを開けると男子たちがホストの格好で出迎えるという、今までになくコミカルな場面。手の空いている全員で理科室から借りてきた暗幕を持った急ごしらえのホストルームにかわいらしいホストくんたちが勢ぞろいしていた。このラストシーンがどうなるかは、ぜひ出来上がった作品を観てもらいたい。
今は、まだ内緒&わからない(?)。

その後、屋上でシャボン玉を撮ろうとしたが、あまりにも風が強いく、あきらめ、幾つかのエキストラカットを撮ってクランクアップ! 長くて熱かった撮影が終わりましたー。7日間も使わせていただいた金程中の校舎に感謝し、掃除をして、最後にミーティング。撮影は終わったけど、これから、編集をし、効果音をつけ、音楽を選び、うまく録れていなかったセリフがあればアフレコもし、最後にすべての音をミックスして、映像に合わせる作業を短い期間にやらなければならない。気を抜かずに最後までがんばろー!と誓い合ったのです。
教室を出て校庭の端でジュニアたちの集合写真を撮って解散。

今回はあまり参加できなかったのに、クランクアップの日に立ち会えてラッキーでした。次のお楽しみは完成試写かな…。

2006/08/03 (木)

8:10 新百合ヶ丘駅集合
8:30〜16:00 金程中学校

撮影 6日目今日も1日中金程中でのロケでした。

朝からTVKが張りついて取材を行っていました。出発のシーンから撮りたいとのことで普段の集合場所から少しずらして、撮影しやすい場所から出発しました。(ちょっとヤラセが入っています……笑)

撮影も6日目となると準備もスムーズになってきました。「今日の最初の撮影は屋上だから、それも屋上に持ってきて下さい」とか、ジュニアにサポートスタッフが指示される場面も。心強いものです。

午前中はラストシーンの撮影。日差しは強く、みるみるうちに役者の顔が赤くなっていきます。日よけのために傘をさしても焼け石に水。11時40分頃に取りあえず1カットを残して休憩に入りました。

午後は午前中に撮れなかった1カット、以前に時間がなくて撮れなかったシーン3、最初のシーンの学校の情景の順で撮っていきました。

シーン3ではレールの代わりに車椅子を使っての撮影も行われました。車椅子は金程中からお借りしたものです。
また、シーン3では役者の1人の髪の結び方が前後のシーンと違ってしまったことが撮影途中で発覚。時間も押し迫っているため「これくらい分からないだろう」と大人達は説得しましたが、ジュニアは強かった。悩んだ末に「繋がらないなら撮り直します」と頑なに譲らず、結局撮り直しになりました。撮り直しもテキパキと数分で進みました。
今日はOKが出た時のリアクションがちょっとオーバーだったような……?取材を意識してサービス多寡になってませんでしたか?ジュニアの皆さん。(笑)

最後に、シーン1の撮影。朝の設定にもかかわらず時計が3時になっていたり、撮れないカットもありましたが、比較的順調に進みました。

今日で、大半の撮影は終了。明日は、メインタイトルと8月1日に追加になったシーン「モヤモヤその後…」を撮影します。

2006/08/02 (水)

8:10 新百合ヶ丘駅集合
8:30〜16:00 金程中学校

撮影 5回目今日は1日金程中での撮影でした。
8:10新百合ヶ丘駅に集合。金程中に向かい、屋上でシーン11を撮りました。天気はあいにく曇り空。本当は晴れた時に撮りたいと中学生は言っていましたが、今日の天気は曇り時々晴れの予報だったので、無理とのことでそのまま撮影開始。朝のせいか少しだらけた雰囲気。遅刻者も3人いました。それでも午前中にはシーン11を撮り終えました。
午後はシーン12と8と撮り直しの6を撮りました。シーン12はクラスメート5人が転倒するシーンで、1人が足を打ってしまいました。片足で歩いていたので、病院に行くかと聞くとそれほどでもないと言うのでとりあえず冷えピタをはりました。明日もう1度様子を聞いてみます。
その後はスムーズに進み、予定より早く終ったので明日撮影予定のシーン13のリハをやって16時前には終りました。
明日はケガ人を出さないように気を付けたいと思います。

2006/08/01 (火)

9:00〜11:50 新万福寺会館
12:10 新百合ヶ丘駅集合
13:00〜17:00 金程中学校

撮影 4回目午前中、新万福寺会館で、オープニングとエンディングをどう撮影するかについて話し合いました。その結果、エンディングの後に新たに、その後の千尋たちやホストクラブのシーンなどを付け加えることになりました。ただ、今までの撮影ペースではこれらのシーンを付け加えることは時間的に厳しい、集中して撮っていく必要がある、と技術スタッフや講師からコメントがありました。

新百合ヶ丘駅で今日出演するエキストラたちと集合し、金程中学校へ移動しました。

午後にシーン4の理科室の場面を撮影しました。

理科室のかび臭いにおいはとても懐かしいものでしたが、撮影が始まると窓とドアを閉めきり、とても蒸し暑いなか撮影が行われました。そんななかでもジュニアたちは集中していて、頼もしかったです。今日も無事に撮影を終えることができました。

反省会では、自主的に撮り方をを決めて進めていくジュニアたちに対し、技術スタッフからお褒めの言葉をもらっていました。
カメラ回し、マイクは絶品だと思います。

明日も頑張りましょう!!

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