２００２年猛暑のなか、タマゴ班はひとつの映画をつくった。「Subtle 〜僕らの微妙な関係〜」は２０分にも満たない作品だ。しかし、この映画をつくり上げるために、多くの時間がかかった。笑ったり、怒ったり、泣いたり、いろ〜んなことが起きたよね！　振り返って思うことは、「映画つくるのに心身ともにすんごいエネルギーが必要なんだな」って。一人一人の顔がどんどん本気になっていくのを、私は近くで見ていた。

そして今日、完成試写を向かえることになった。本当にほっとしている。暴露しちゃうと、いつ映画が完成するのだろうか、と不安なこともあったんだよね。でも毎日ジュニアとサポートスタッフはシネマハウスにやって来た。一人では出来ないことも、協力すれば前進するのだ。このタマゴ班の中にいて、映画制作を通して感じたことを、体で覚えていてほしい。映画１本作っちゃうってすんごいことだよ！