■活動日誌(3)

脚本づくり(一日目)
6月23日(日)@市民ミュージアム
チーム名「FANATIC◇2002」に決定! 

「ハットトリック」「バイオレンス」「デンジャラス」「ブルー・イレブン」等々、多数の候補から人気投票で選考。「マッチョ」に人気が集まるものの、「ムキムキしてる感じ」とブーイングもあり。なかなかにヒートアップした議論となり、決選投票の結果、「FANATIC◇2002」に決定。発案の中学生によれば、「熱狂的な夏にしたい」という意味だそうだ。ちなみに男子に人気のあった「マッチョ」を先週提案した女子中学生が今日は午後からの参加でチーム名決定に参加できず、ちょっと残念だった。参加者全員の手書きのプロフィールを作成。指導の先生のニックネームは「ベッカム」とのこと…。

そして、いよいよ脚本づくりに突入。参加中学生6人の作文が提出され、コピーを配布して全員で読み込んでから、作品について話し合う。一作ずつ、執筆者のプレゼンテーション→ 全員の感想→ 先生の指導、という進行。だいたいにおいて、執筆者はまだ自信なさそうな様子。

メンバーからは良いと思ったところ、スタッフからは判り難い点について質問や意見などが出された。指導の先生からはテーマやポイントについてなど、具体的な書き方・考え方の指導があり、各メンバーとも、自分の書いた作文の中に潜んでいる、おもしろさについて、あらためて考えを深めている様子だった。

それぞれが、次回までに自作を脚本の形式に書き直してくることとなる。仕上がりが楽しみだ。最後に、総合プロデューサーから「シナリオは人の変わり目を書く、変化・成長を書く」との言葉をいただく。

来週以降の日程を決めるのも、土曜希望者と日曜希望者とに分かれたので、それぞれ代表を立て、ジャンケンで勝負。こういった事についても、時間の都合なども「チームで協力しあい、楽しくがんばろう!」と声をかけあって、本日のワークショップは終了した。


6月23日(日)@日本映画学校
今日は、脚本づくりの最初の打ち合わせ。参加中学生たちが書いてきた作文(これが脚本の大切なアイディア!)をみんなで読み合いながら、チーム名についてもそれぞれが意見を出し合った。 開催中のW杯にちなんだものや活動する新百合ヶ丘にちなんだものなど様々な名前が出て、最終的に決まった名前が「タマゴ」!…う〜ん、たった3文字だけど、いろんな意味があり、あっさりと決まったわりにはグッドなネーミング。

そんなミーティングが行われているなか、指導の先生が個別に中学生と面談し、彼らが出したアイディアを検討。その後、みんなでアイディアを吟味し、テーマを絞った。 それぞれが興味あること、悩んでいることなどを素直に書いて、等身大のイイ映画ができそうな予感。まさに映画の子どもたち!「タマゴ」だ!

今回特に印象に残ったのは、みんなで輪になって遊んだゲーム〈自分の名前を言い、相手の名前を言い、指名された相手がまた同じことを繰り返す。リズムにのれず詰まったらアウト。このゲームに名前はないとのこと〉だ。

ニックネームで呼び合って、サポートスタッフと中学生たちの心の距離がグググッと近づいた感じがした。しかし、スタッフであるボクまで子どもに戻ってしまいそうで… 少しコワい(苦笑)。


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