特集 2016年の顔 菅田将暉

テレビでもお馴染み、菅田さんの魅力に迫る!
今年の映画出演本数9本と圧倒的な存在感を放つ俳優・菅田将暉。彼の新旧作品を一挙上映し、魅力や素顔に迫る!
セトウツミ
セトウツミ
2016年/日本/75分
監督:大森立嗣
原作:此元和津也
出演:池松壮亮、菅田将暉、中条あやみ

ゲストトークあり(予定)大森立嗣監督

川崎市アートセンター・アルテリオ小劇場
11月9日(水) 16:00
11月10日(木) 13:30
11月12日(土)ゲスト 16:10
ストーリー

高校2年生の内海と瀬戸は、放課後をいつも河原でダラダラと喋りながら一緒に過ごす。性格は真逆のような二人だが、くだらない言葉遊びで盛り上がったり、好きな女の子に送るメールの文面で真剣に悩んだり…。二人の無駄話はとまらない。

ここがオススメ!

どこかアンバランスな高校生二人の、放課後の交友を描いた青春コメディ。『まほろ駅前多田便利軒』などで名コンビを生み出してきた大森立嗣監督が、男子高校生の「喋る」だけの日常を愛おしくコミカルに映し出す。映画界を牽引する池松壮亮と菅田将暉がダブル主演した話題作を、ぜひしんゆりでチェックしてください!(大島)

ゲスト(予定)
大森立嗣監督
大森立嗣監督
映画監督

1970年生まれ。東京都出身。2005年、花村萬月原作の『ゲルマニウムの夜』で監督デビュー。2作目の『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』(10)で日本映画監督協会新人賞を受賞。吉田修一原作『さよなら渓谷』ではモスクワ国際映画祭審査員特別賞を受賞した。その他、主な監督作品に『まほろ駅前多田便利軒』(11)、『まほろ駅前狂騒曲』(13)、『ぼっちゃん』(13)などがある。


ディストラクション・ベイビーズ【R15+】
ディストラクション・ベイビーズ ディストラクション・ベイビーズ
2016年/日本/108分
監督・脚本:真利子哲也
脚本:喜安浩平
出演:柳楽優弥、菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎

第69回ロカルノ国際映画祭新鋭監督コンペティション部門 最優秀新進監督賞

ゲストトークあり(予定)真利子哲也監督

川崎市アートセンター・アルテリオ小劇場
11月5日(土)ゲスト 10:00
11月10日(木) 15:40
ストーリー

愛媛県松山市の港町・三津浜。海沿いのプレハブ小屋に、二人きりで暮らす芦原泰良と弟の将太。日々喧嘩に明け暮れていた泰良は、ある日を境に忽然と姿を消す。しばらく経った松山の中心街。そこには強そうな相手を見つけては喧嘩を仕掛ける泰良の姿があった。

ここがオススメ!

暴力に駆り立てられる若者たちの姿を描いたバイオレンス。若手実力株の柳楽優弥、菅田将暉らが共演を果たし、新鋭ながら高い評価を得る真利子哲也が監督を務める。映画祭スタッフ内でも人気が高い本作では、CMなどで見られる菅田の“人懐っこい”イメージから一転。人の欲望や闇を体現した役どころは一見の価値あり!(大島)

ゲスト(予定)
真利子哲也監督
真利子哲也監督
映画監督

1981年、東京生まれ。法政大学在学中に自主制作した短篇『極東のマンション』『マリコ三十騎』が、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で2年連続のグランプリ受賞、オーバーハウゼン国際短編映画祭で映画祭賞を受賞など国内外で注目を浴びる。 東京芸術大学大学院の修了作品『イエローキッド』は、学生映画として異例の劇場公開。続く『NINIFUNI』は、ロカルノ国際映画祭で特別作品として選出され、本作は満を持してのメジャーデビュー作となる。

共喰い【R15+】
共喰い 共喰い
2013年/日本/102分
監督:青山真治
脚本:荒井晴彦
原作:田中慎弥
出演:菅田将暉、田中裕子、光石 研

第66回ロカルノ国際映画祭 コンペティション部門Youth Jury Award最優秀作品賞・ボッカリーノ賞(最優秀監督賞)
第37回日本アカデミー賞 新人俳優賞(菅田将暉)
第68回毎日映画コンクール 脚本賞(荒井晴彦)・撮影賞(今井孝博)
第87回キネマ旬報ベスト・テン 脚本賞(荒井晴彦)・助演女優賞(田中裕子)


川崎市アートセンター・アルテリオ小劇場
11月10日(木) 10:30
11月12日(土) 18:50
ストーリー

昭和最後の年。高校2年生の遠馬は、父とその愛人・琴子と山口県、下関市の川辺の町に暮らしていた。父の乱暴な性癖に嫌悪感を募らせていた遠馬だったが、幼なじみの千種と交わったとき、自分にも粗野な父と同じ血が流れていることを自覚させられる。

ここがオススメ!

暴力的な性癖を持つ父親と、思春期を迎え父と同じ血を意識し葛藤する高校生のひと夏の出来事を描いた作品。国内外で数々の映画賞を受賞し、「俳優・菅田将暉を一生応援しなければ!」とファンの心を鷲掴みにした、名実ともに代表作。10代最後の彼の演技を2016年の今こそ、目に焼き付けてほしい。(大島)

 
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