スクリーンで観るショートフィルムのセカイ

TVCMやMVのみならず、ネット配信やコンビニのDVD販売、通勤通学途中の車内ビジョンまで、身のまわりに溢れるショートフィルム。どんな人たちが関わっているのでしょうか?将来有望な若手監督から今年の映画祭で上映されるあの映画を手がけたあの監督、さらにあの超人気俳優が撮った作品も!とっておきのショートフィルム3本を上映します。
※3作で1プログラムです
半分ノ世界
2014年/日本/15分
監督:齊藤 工
脚本:金沢知樹(劇団K助)
楽曲提供アーティスト:大橋トリオ
出演:田辺桃子、井浦 新

 

川崎市アートセンター・アルテリオ小劇場
11月7日(土) 16:00

※3作で1プログラムです

ストーリー

全日制高校に通う女子高生と、定時制高校に通う青年との、机の落書きを介した心の交流。単純な男女の恋愛ではなく、精神的な深い繋がりを描く今までにないラブストーリー。本作は映画『虎影』、ドラマ『昼顔』など俳優としても活躍する齊藤工監督の第二作目であり、2015年国際エミー賞デジタル部門「デジタル・プログラム:フィクション」ノミネート作品。

エンドローラーズ
2015年/日本/29分
監督・脚本:吉野耕平
出演:三浦貴大、でんでん、久野雅弘、梅舟惟永、勝倉けい子

ゲストトークあり(予定)
吉野耕平監督
※沖田修一監督と吉野耕平監督の対談を予定


川崎市アートセンター・アルテリオ小劇場
11月7日(土)ゲスト 16:00

※3作で1プログラムです

ストーリー

葬儀屋の中本が喪主の昇から突き付けられた無理難題。「弟(故人)の仕事は工業用ロボットの金具製作。葬儀用にロボットを使った映像を作れ」。さらには「派手な音楽付けて流そう」「式にロボット呼べ」とエスカレート。さてどうなる?実写からアニメーション、CGまで幅広い制作を手掛ける吉野監督の文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2014」完成作品。

ゲスト(予定)
吉野耕平さん
監督

1979年大阪府生まれ。 大阪大学大学院 生物科学専攻修了。実写からアニメーション・CGまで幅広く制作。「夜の話」(2000)がPFFにて審査員特別賞を受賞したほか、2002年、2004年にも入選。「日曜大工のすすめ」(2011)は、釜山国際映画祭の短編部門でスペシャルメンション受賞、その他クレルモン・フェラン国際短編映画祭コンペティション部門等に正式出品される。また映像演出チームTank-TopとしてCM・MV等を演出。関ジャニ∞「涙の答え」、moumoon「エメラルドの丘」、大橋トリオ「大橋トリオを探せ(CM)」他。

豆大福ものがたり
2013年/日本/34分(メイキング含む)
監督:沖田修一
脚本:前田司郎
出演:菊池亜希子、黒田大輔、中島 歩、志賀廣太郎

ゲストトークあり(予定)
沖田修一監督
※沖田修一監督と吉野耕平監督の対談を予定

川崎市アートセンター・アルテリオ小劇場
11月7日(土)ゲスト 16:00

※3作で1プログラムです

ストーリー

世の中の誰もが3時のおやつを希望に生きる、おやつ至上主義の時代到来!豆大福、マカロン、ショートケーキ…、個性豊かなおやつ候補たちは目前のおやつ総選挙に精を出していた。女優でモデルの菊池亜希子が編集長をつとめるムック本から生まれた企画を『横道世之介』の沖田修一×前田司郎のコンビが映画化。菊池亜希子による振り付け指導などメイキング映像も上映。

ゲスト(予定)
沖田修一さん
監督

1977年生まれ。2001年、日本大学芸術学部映画学科卒業。数本の短編映画の自主制作を経て、2002年、短編『鍋と友達』が第7回水戸短編映像祭にてグランプリを受賞。2006年、初の長編となる『このすばらしきせかい』を発表。2008年、TVドラマ「後楽園の母」などの脚本・演出を手がける。2009年、『南極料理人』が全国で劇場公開されヒット、国内外で高い評価を受ける。2012年公開の『キツツキと雨』が第24回東京国際映画祭にて審査員特別賞を受賞し、ドバイ国際映画祭では日本映画初の3冠受賞を達成。2013年2月、吉田修一原作の『横道世之介』が公開。第56回ブルーリボン賞最優秀作品賞などを受賞。国内にとどまらず、海外でも高く評価される日本映画界の期待の監督である。

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