オープニング特別企画

< 21世紀への再生 >

2001年宇宙の旅 [ 新世紀特別版 ]

1968年米/149分

監督/スタンリー・キューブリック

出演/キア・デュリア、ゲイリー・ロックウッド

SF映画の金字塔的傑作。

キューブリックのイマジネーションを具現化した

D・トランブルの映像魔術はCG全盛の今も色褪せていない。

史上に残る傑作!

STORY
人類の夜明けに突如姿を表した謎の物体“モノリス”。 原始の世界でヒトザルである人類に劇的な啓蒙を与え、そして再び400万年後の西暦2000年に月の地表で発見される。同じ頃、月で伝染病が流行し、月基地グラビウスからの音信が途絶えたという噂が流れ始めていた。 米国議会は、その「謎」を解明すべく、フロイド博士にある計画を立てさせる。 それから約1年後、宇宙船ディスカバリー1号は乗員5名と最新人工知能コンピューター「HAL9000」を搭載し木星へと向かうが…。
COMMENT
だいたい、何故私たちは映画を見るのだろう。 高いし、遠いし、暗い(?)のに。そんな不埒な疑問の背中に100メートル後から強烈なタックルをかけてくる、それが『2001年』である。生命こそが真の神秘であると優しく語りかける映像に、そんなことも忘れていたのかと愕然とする。残念なことに近年のSFに失われつつある品格とストーリー性を求めて、秋の夜長に一緒に旅立ちませんか。 今と『2001年』の隙間へと、そう、キューブリックに招かれて。