C'est la vie 班

ひ に ち :

8月7日(月)

かいたひと: N


映画学校

もう、今日しかない。今日音楽を録音できなかったらどうにもならないのだ。どうする!のかなぁ? 午前中は口出ししないように、編集室にいる。時々録音のスタジオをのぞきに行くがあまり進展がないようだ。12時。しびれを切らしてスタジオへ。

「本当にどうするの?今日録音できなかったらもう録音するチャンスはないんだよ。音楽、既製のにする?どうする?お昼にする前に決断だけしちゃおうよ。」と言って、待ってみる。一応、既製の曲を使う使うならコレっていうのは決めてある。その辺はしたたかなのだ。みんなで話し合って、この曲をみんなで演奏したらどうかというアイデアが出る。譜面を持っている人がいることにはいるが、家にあると言う。取りに行ってもらうのか、既製の曲を使うのか、新たな曲を作曲するのか、どうするのか。あーじれったい。でもそんなこと言えない。みんなだって一生懸命なんだ。すると、映画の最後に使う曲を作曲してくれた人が19の「あの紙ヒコーキ くもり空わって」の譜面を持ってきているという。どうするか多数決を取り、CDをそのまま使うのではなく、既製の曲を使っても自分達で演奏したいということで、みんなで演奏&歌を歌うことになる。自分達の手でやりたいというみんなに感激。時間があまりないのでお昼を食べてすぐ練習。ギター、ピアノ、歌。がんばっていた。映像とぴったりあうように時間も考える。そしていよいよ本番。映画学校の先生が録音を担当してくれた。ちょっと緊張気味のテイク1。何度か録音し直して、なんとかとり終えることができた!終わった時のみんなのすがすがしいよい笑顔。みんなおつかれさま。あとは明日でできあがるね!よくがんばった!!

ひ に ち : 8月7日(月)
かいたひと:


今日は、まだ録音していなかった音楽を録音し終えなくてはならない。でもまだ、使う曲が決まっていない。ある男の子がCDを持ってきてくれていて、それを聞いてみる。なかなかイメージと合うことが判明。もう1つ、「19」の曲をギターとピアノで演奏する、という案もあった。結局話し合いと多数決の結果、ギターとピアノの伴奏のほかに、みんなの歌声も入れることに決定した。

午後からは、その練習が始まる。が、なかなか思ったとおりに秒数が合わない。何度も何度も繰り返してみてやっと、いい区切り場所が見つかった。そしてやっと録音。時間ぎりぎりになってしまったが、何とか録音することができた。既成の音楽を使ってしまえば、もっと楽、という意見もあったが、みんな、できれば自分たちの手だけで、という気持ちが強かった。演奏だけでも自分たちでできたし、歌という形でみんなが参加できて、満足できたんじゃないかな。

もうすぐ映画が完成する。